June 28, 2008
Overground broadcasting・・・vol2
こないだ、他の人よりちょっとだけ自分が好きなB型の庄司君主催による宴が開催され、酒が入ったガンオタの主催者が、ガンダムについてほんのさわりを語りだし、開口一番飛び出した言葉がコレだ・・・
“戦争ってのはそこだけじゃないんだよ!!!”
のっけからガンダムについてのあまりに深いコアな部分をついた言葉に一同飲んでたグラスが一瞬止まる・・・
その後、ジオン軍対連邦軍の戦争の話にザビ家の思想が加わり3分もしないうちに話について行けなくなるw
ようは単純なジオン対連邦の戦争物語じゃ無いよ!っていう表面上では無くテレビで放送されてない 隠れた部分がこのアニメの面白いところで、“北斗の拳”にしたって、ラオウからみた北斗、トキが主役の北斗だったり 不良少年を描いた“クローズ”なら坊屋春道が主役かもしれないが武装戦線の物語があり坂東秀人が主役として始まる物語がある・・・ってところが名作と呼ばれる作品の面白いところだろう・・・
(ちなみに こないだ古本屋でクローズの鈴蘭vs鳳仙あたりの増刊が売っていて思わず買ってしまったんだが、いままで俺にとっては雑魚キャラ的ポジションだった坂東秀人・・・読み返して思ったんだが、カッコ良すぎる・・・同志求む!www
まぁ でも こんな平和ボケした低次元な会話をしてると奥様を筆頭とした女性陣からは“男って呑気でいいね!” と 鋭利な刃物で切られるような言葉を吐かれるから気をつけた方がいいだろう・・・体験談w)
ちょっと前置きが長くなってしまったが、そういう表に出ていない奥の部分を自分なりに考えならが、森田氏の作品を見てみると1度見ただけでは絶対に理解できるはずが無い・・・
人間の身体が神から与えられた100%の作品ならば不要なパーツはなにひとつ無いのと同様に彼が映像の中に組み込んでいるサブミナルな画像や映像コラージュもまったく意味の無いモノは無いのだろう・・・
Underground broadcastingのパートライダーの5人はなんなのか?
数多くちりばめられた意味不明な画像はナニを意味しているか?
作品から聞こえてくるメッセージはなんなのか・・・
なんでOverを出す為にUnderが必要だったのか・・・
こうなってくると ガンダムやエヴァと同様に映像に出てこない隠された森田貴宏のメッセージはなんなんだ? と
面白い・・・非常に おもしろい・・・
互いにシンクロするブックレット
Underground broadcastingにもOverground broadcastingにもフォトブックレット(小冊子)が付いている・・・それだけでもちょっと他ではやってないような試みが施され、しかもそれが偶然なのか必然なのか互いにリンクしているところも面白い・・・
Overgroundのオープニングでスナイパーがライフルを組み立ててるような感じでビデオカメラを準備する映像で“うおっ!”っと思った人は多いと思うが、その準備の時間が何なのか?がUnderのブックレットの最初に載っている・・・そして彼にとってのカメラが何なのか? がOverの最初に載っている・・・
しかもUnderのブックレットにOverのオープニングの写真が載っているということは、Unederが出た時点で、すでに オープニングの構想は決まってたってことなのか?!
ま “全ての始まりはココから・・・” ってことなんでしょうか?・・・
この対をなす2つの作品・・・奥が深いです・・・
次回に続く
10:57:00 |
tatsujin7 |
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