October 19, 2009

Hart Films ZERO




こないだ久しぶりレイトショーで映画を観てきました・・・

カミサンのリクエストで“ヴィヨンの妻”って奴を・・・

巷では太宰 治の生誕100周年ってことでなかなかの話題作なんだとか・・・
ま 基本的に“映画の面白さは火薬の量に比例する!”という幼稚な思考のオレですから・・・

しかも“しっかり者の女房が仕事でどんどん輝き、仕事がうまく行かない駄目な旦那が愛人と自殺未遂する話・・・”という
あまりにもかいつまみ過ぎるカミサンの映画の説明・・





なにそれ・・・近い未来のウチか? と・・・



なんかどろどろして、いかにも女性が好みそうなワケわかんねぇフランス映画みたいなもんか? と さっぱり興味が
沸かなかったんですが、終わってみれば なかなかあっと言う間の2時間で、“生きてるだけで幸せじゃん!”的な
物語から感じるメッセージがあり、面白かったですねぇ・・・


邦画も全然捨てたモンじゃないです・・・

(広末涼子のラブシーンで見えそうで見えない あのカメラアングルが絶妙で萌えるw)



 さて、メッセージと言えば先日“Hart Films ZERO”の話をしましたが、いや ホンとコレ見れば見る
ほどいいですね・・・奥が深くて・・・
そして 作り手の映像から聞こえてくるメッセージがね 良い訳ですよ・・・

 今年あたりから、DVDをオーダーすると店で流す用のサンプルDVDが付いてくる場合が多くなり非常に助かってるんです。
前は1本おろしてましたからね・・・

やっぱり店に並べてて お客さんに“コレどんなんですか?”って聞かれて“いいや 見て無いっすねぇ・・・”じゃぁね

でも3本から5本程度しか売れないのにイチイチ1本おろしてたら、やんねー方がマシで・・・
そういう部分でサンプルムービーを付けてくれるやり方は非常にいいんです・・・
ただ やっぱりサンプルはサンプルで、画面に“Sample movie”って入ってて非常に目障りだったり、ボーナスが無し
だったりするわけです・・・

今回のハートも店で流す用のナレーション付きの特別バージョンではあるものの、ボーナスが無いんです・・・
でも たまたま出演している小西クンのBLOGを読んでたら、どうしてもボーナスも見てみたくなり





思わず一本おろしました・・・我慢出来ずに




他にも本編のみのサンプルDVDはありますが、なんか別にボーナスまで見なくてもいいやって感じで、つか そんな暇ねーし

でも このハートのボーナスも見てみたいっていう気持ちはなんなんでしょうね? ちょっと自分でも説明出来ないんですが
本編を見てたらどうしてもそういう気持ちにさせられたんですね・・・




 随分前にTVで“マイケルジャクソンのPVは何故?何回見ても飽きないのか?”という検証をやってて・・・
簡単に言うと良質なダンスの映像とその音楽により、脳にミラーニューロンというのが作用して、自分でもまねてみたいという気持ちが沸くそうで・・・マイケルのPVの場合、初めはダンスに意識が行き、次に音楽に意識が行き、次にダンスと音楽両方に意識が行き、それが頭の中で繰り返される事により、見る度に新たな発見があり、何度見ても飽きないんだとか・・・

そのときは昨年のヘビーローテンションムービーFESNの“overgroun broadcasting”も あ まさにこれだなぁ・・・と妙に納得してたんですが・・・

今回のこのHartも同じ匂いを感じますねぇ・・・



次回に続く