October 13, 2007

王道

 チャンピョンビジョンズのS氏よりメルマガでの出荷ランキングが送られてきた・・・

 S氏と俺の関係は売り手(メーカー)と買い手(消費者)の関係で、俺が店で行っている事をされている関係だ・・・

もちろんそこには売り手と買い手の駆け引きがある・・・

DVDに限らず、通常売り手はいい事しか言わない・・・

しかし それをそのまま鵜呑みしていたんでは入れて、全部取り扱わなくてはならないワケで・・・

そのあたりで まがい物を掴みたくないから駆け引きがうまれる・・・

ボードのギヤならサンプルでもほぼ同じモノを見てから、コレはオススメ! こんなのイラネ! ってのが選べるが

DVDになると開けてみないと解らないのが厄介だ・・・

ぶっちゃけ自分が見て面白くないものを人に薦められるワケも無く、まぁ 俺の基準が全てじゃないから必ずしも的を得てるワケでも無いんだが・・・流石に俺は面白くないものをオモシレーよ!と偽ってでも売る気にはなれない・・・

つか 全部の作品を見てるほど暇じゃないし、その辺でS氏から作品の感じを聞いたり、試しに1枚注文して 見て面白かったら発注したりしている・・・

最近じゃS氏も俺の好みを理解してるのか、“コレ面白いの?”と聞いて即答で答えが返ってくればいいが、

答えるまで一瞬間が空くときはヤメといたほうが正解というのが最近の傾向だ・・・


特に日本人の作品は二人の会話に一瞬の間しか生まれないw


 最近特に思うのだが、雑誌なんかの紹介文を見ていたらいかにも全て面白そうに書いている・・・

何が嫌って、それを参考に購入したがさっぱり面白くなくて、面白い作品、すばらしい作品に辿り着く前に“もういいわ!”
ってお腹いっぱいなってる人も少なく無いということが実に悲しい・・・




ちなみに現時点のチャンピョンビジョンズの出荷ベスト10ランキングが↓だ・・・

1位 □【 】Picture This《Mack Dawg Production》
2位 ■【 】Fast Lane 《RED EYES' FILM》
3位 ■【 】ぷちトリ2 《Freerun》
4位 ■【 】TOXIC 《STUDIO ROSSA》
5位 ■【 】U KNOW? 2 《Hot Dogg Films》
6位 □【 】Optimistic? 《Absinthe Films》
7位 □【 】Thanks Brain! 《Think Thank》
8位 ■【 】UE Snowboarder《1 Films》
9位 ■【 】ピーカン TV The PASSION《R21Films》
10位□【 】We're People Too!《Mack Dawg Production》


あくまで販売店で注文している順番なので、市場で売れてる順位とは違うし、発売期間も関係してくるので、判断しにくいところがあるんだが・・・結構この通り市場も動いてるという悲しい事実もあるようだ・・・

んーーーん それにしても2位、3位、4位の作品が何でこのポジションなのかよくワカンネ?!w

3位、4位は身近に感じる事が出来るから売れてるんでしょうかね?  

しかしまぁ小技特集が3位って悲しい現実だわな・・・

スケートボードのDVD市場じゃ考えられない現象だろうし、1シーズン色んなところで命懸けのロケーションが

小技特集に及ばないなんて・・・皮肉以外のナニモノでもないだろう・・・


つーことで 今年はイラネーかな?  

と思ったけど、不覚にもS氏のBlogで見てみたくなり、見たらやっぱり素晴らしかった作品を紹介したい・・・

マック・ダウの“Picture This”がアントニオ猪木時代の新日本プロレスならば、スタンダード・フィルムの

“Catch the Vapors”は四天王時代の全日本プロレスとでもいいましょうか・・・まさに王道



ティーザーではイマイチな感じだけど、本編はマジ驚きの連続というか 毎度の事ながら空撮がスゲェしカット数もメチャ多くて感動すら覚える、まさにS氏のレビューはその通りで御座います・・・

さらに 毎度ライン系で驚かされるジェレミージョーンズ・・・

この人 いつか必ず雪崩で死ぬよ・・・

カメラから映し出される視界はまさに死界・・・カメラ越しに見えるアリエねー斜度にこの人の凄さを感じることだろう・・・







長くなるからこの辺で止めるけど、これねー KINGとシンスケにも是非見てもらい作品でつ・・・

絶対損はしないから!

ps
to KINGへ

ダニー・キャスのパートネ申ですね