June 29, 2008

Overground broadcasting・・・vol3

 

 実は 昨日ようやく通して全部観ました・・・Overground broadcastingを・・・




結論から言えば、俺のような高卒の中学生レベルの国語能力では、まとめる事は出来ない  あぁ 無理w

同じような事を上田組の時にも書いたような記憶があるが、製作期間8年間、時間にして110分の超大作を語れと言われてもそりゃ無理ってはなしだ・・・(誰も語れなんて言ってないけど!w)



ぶっちゃけるとオススメどころは雑誌“Ollie7月号”に特集が組まれてるので読んだ方がいいだろう・・・実際Ollieの記事を読めばもっと深い部分を“なるほど・・・”と思いながら見ることが出来るのでオススメです・・・

それとFESNのサイトで森田 貴宏のメッセージとメディアという部分を読めば、より この作品の深い部分を理解できると思う・・・実際それで過去のサウンドトラックも欲しいというFESNマニアが生まれたのも事実だし・・・



http://www.fareastskatenetwork.com/japanese/index.html








 そういえば 先日 この作品について13mindの組長と電話で話をした・・・

組長もほんの1トリックだけ出演してるんだが、わずか1秒ほどの映像で30回程 同じトリックをしたんだとか

季節は1月5日の寒い冬・・・しかも前日の4日に組長には次女が生まれたばかりだったそうな・・・半分以上はメイクしたそうなんだけど、撮影は終わらなかったらしい・・・
そこだけ聞いても“もういいんじゃねーの?!”って言いたげだったであろう組長の顔が浮ぶww

そんな苦労話があの1トリックの映像に注ぎ込まれてるそうなんで、是非 上田 豪の渾身の1カットを探してみてください・・・

それと 参考までに 組長のお気に入りのパートはイギリスのブリストルのパートと大阪の三角公園のところだそうです

元ハイオーリー世界チャンプのダニーウェンライトのランプ捌きと極太でステキな葉巻は極悪な仕上がりなってるところがいいらしいです・・・さすがヤクザですね・・・目の付け所が違うw
それと三角公園は毎夜のように仲間と集い、酒やくだらない話で笑いながら流れるスケートの良さが表現されてていいらしいです・・・今度 その辺も意識して見てみてください・・・




ちなみに俺のお気に入りは・・・あと三回ほどみてから答えますw







 しかしまぁ こんな内容でvol3まで書いてると、ガンダムやエヴァをアホのように熱く語るオタと呼ばれる人達の気持ちがなんとなく解らなくも無いw  



つか この作品についてディスカッションしてーし!


そんな世界に片足突っ込んだかな?! ってちょっと思った・・・

ま こんな事を書くと一部の方から誤解が生まれてクレームが出るかもしれないが、毎年お決まりの3・4ヶ月の冬の活動報告と半年で賞味期限が切れるような商品より、自分の映像に対しての視点の幅を広げる為にも“BEHIND THE BROAD”からつづく一連の作品の方が物事を感じる感性の引き出しが増えるように思えます・・・
とくに“BEHIND THE BROAD”のメッセージが聞こえてくるようになると、結構どんな意味不明なものでも心で読めるようになるかもしれない!  そして もちろん コレはスケートボードをしてない人にも効果的だし、色々な引き出しがシンクロし始めて覚醒出来るんじゃないでしょうか・・・







7月5日にはコレのオリジナルサウンドトラックもリリースされます・・・・・







ちょっと みんな  早く俺とディスカッションしよーぜ!!!




June 28, 2008

Overground broadcasting・・・vol2








こないだ、他の人よりちょっとだけ自分が好きなB型の庄司君主催による宴が開催され、酒が入ったガンオタの主催者が、ガンダムについてほんのさわりを語りだし、開口一番飛び出した言葉がコレだ・・・






“戦争ってのはそこだけじゃないんだよ!!!”






のっけからガンダムについてのあまりに深いコアな部分をついた言葉に一同飲んでたグラスが一瞬止まる・・・


 その後、ジオン軍対連邦軍の戦争の話にザビ家の思想が加わり3分もしないうちに話について行けなくなるw


 ようは単純なジオン対連邦の戦争物語じゃ無いよ!っていう表面上では無くテレビで放送されてない 隠れた部分がこのアニメの面白いところで、“北斗の拳”にしたって、ラオウからみた北斗、トキが主役の北斗だったり 不良少年を描いた“クローズ”なら坊屋春道が主役かもしれないが武装戦線の物語があり坂東秀人が主役として始まる物語がある・・・ってところが名作と呼ばれる作品の面白いところだろう・・・
(ちなみに こないだ古本屋でクローズの鈴蘭vs鳳仙あたりの増刊が売っていて思わず買ってしまったんだが、いままで俺にとっては雑魚キャラ的ポジションだった坂東秀人・・・読み返して思ったんだが、カッコ良すぎる・・・同志求む!www
まぁ でも こんな平和ボケした低次元な会話をしてると奥様を筆頭とした女性陣からは“男って呑気でいいね!” と 鋭利な刃物で切られるような言葉を吐かれるから気をつけた方がいいだろう・・・体験談w)


ちょっと前置きが長くなってしまったが、そういう表に出ていない奥の部分を自分なりに考えならが、森田氏の作品を見てみると1度見ただけでは絶対に理解できるはずが無い・・・

人間の身体が神から与えられた100%の作品ならば不要なパーツはなにひとつ無いのと同様に彼が映像の中に組み込んでいるサブミナルな画像や映像コラージュもまったく意味の無いモノは無いのだろう・・・

Underground broadcastingのパートライダーの5人はなんなのか?
数多くちりばめられた意味不明な画像はナニを意味しているか?

作品から聞こえてくるメッセージはなんなのか・・・

なんでOverを出す為にUnderが必要だったのか・・・


こうなってくると ガンダムやエヴァと同様に映像に出てこない隠された森田貴宏のメッセージはなんなんだ? と





面白い・・・非常に おもしろい・・・





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互いにシンクロするブックレット






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Underground broadcastingにもOverground broadcastingにもフォトブックレット(小冊子)が付いている・・・それだけでもちょっと他ではやってないような試みが施され、しかもそれが偶然なのか必然なのか互いにリンクしているところも面白い・・・

Overgroundのオープニングでスナイパーがライフルを組み立ててるような感じでビデオカメラを準備する映像で“うおっ!”っと思った人は多いと思うが、その準備の時間が何なのか?がUnderのブックレットの最初に載っている・・・そして彼にとってのカメラが何なのか? がOverの最初に載っている・・・

しかもUnderのブックレットにOverのオープニングの写真が載っているということは、Unederが出た時点で、すでに オープニングの構想は決まってたってことなのか?!


ま “全ての始まりはココから・・・” ってことなんでしょうか?・・・








この対をなす2つの作品・・・奥が深いです・・・





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次回に続く

June 27, 2008

Overground broadcasting・・・vol1




2005年・・・今から3年前にチャンピョンビジョンズのS氏より“天才と呼ばれてる人のスケートDVDなので是非!” という作品があった・・・

そのタイトルは“BEHIND THE BROAD”・・・そう 今回Overground broadcastingを世に送り出した森田貴宏の作品で、S氏がそこまで言うなら・・・と取り敢えず何本かオーダーしたのだった・・・


でも 最初に見たときは、えっ?! コレがスケートのビデオなの?! と 正直 おもしろいという感情より先に“返品してぇ〜”っていう気持ちが生まれたのを今でもハッキリ覚えてる・・・理解不能な商品を面白いと偽って売るという行為は、俺のやり方じゃないし、人にオススメできないのに仕入れても意味ないし、余裕無いし・・・


その後 あまりその作品をじっくり見る事は無く、たまに店で適当に流す程度だった・・・



それから 少し時間が経ち、店でBEHIND THE BROADを何度か流しているうちに幾つかの疑問が俺の頭に浮かんだ・・・

“なんでこの人は天才って呼ばれてるんだろう・・・”
“ナニがS氏にそこまで言わせるんだろう・・・”
“この意味不明な映像はなんなんだろう・・・”
“日本の映像作家100人に選ばれたのは何故なんだろう・・・”
“この作品でナニを表現したいんだろう・・・”





 映画や音楽でもそうだが、例えば100人の人が居て全員が絶賛する作品なんてありゃしない・・・だから“BEHIND THE BROAD”が俺にとって意味不明な作品でもいいじゃねーか! と自分の中で消化しようと思っていたんだが、上記の疑問が気になって何度か見てるうちに、 具体的に言ってみろと言われると困るけど、いつの間にか これは凄く面白いスケートのDVDとして見れるようになっていった(ま スケートというか表に出てきていない裏の文化を表現している作品と言ったほうがいいのかな?!)



 

 その後2006年に“Underground broadcasting”が発売される・・・


BEHIND THE BROAD”がもの凄く面白く感じるようになった俺にとってコレを見たときには、チャンピョンのS氏が森田氏を絶賛する理由が自分にもようやく理解出来たような気がした・・・

というか Overgroundを出すためにUndergroundを作ったという話も聞いて、この人の脳内のパラレルワールドはどんな世界が広がっているのだろうと驚かされたのも覚えている・・・

別に あるライダーやトリックをじっくり研究しながら見れるような作風じゃない・・・次々に映し出される無数のトリックのカット、多くのライダー、メッセージ性の強いサブミナルな映像と時間が過ぎていくのを忘れてしまう音楽 そして目の前で繰り広げられてるようなカメラアングルとスピード感!  

気がつくと画面に映し出されるイリュージョンな世界に見入ってしまう自分がいる・・・


特に印象深かったのは森田貴宏というフィルターを通して映し出される丸山 晋太郎だ・・・

それは過去の自分の見てきた丸山 晋太郎とは明らかに違っていて、それまでの無骨なカッコ良さも好きだったが、空襲警報からはじまるスピード感溢れるそのパートにゼロ戦を感じて鳥肌がたった・・・



次回につづく・・・

June 13, 2008

とどのつまり・・・overground broadcasting

 




 きのうの続きだが、リン先生から“普通, フタ開けるでそ? 買う前に。”ってコメントを頂いたワケだが、あまりにもこの販売方法は不親切っていうかね・・・

スーパーで売ってるナスの隣に“マーボナスの素”やトマトの隣に“冷やしトマトのドレッシング”など関連する商品置くと売り上げが全然違うらしいが・・・同じように 麦茶パックの隣にコレが置かれていれば、コレで作れば便利ですよ!という売り手の気配りっていうかね、なんの疑問も抱かないわけですよ・・・

それなのに、ティーバックは入らない、水筒として使おうにも氷はクラッシュアイスじゃないと入らない・・・
(そんな製氷機は一般家庭には無いw)

ジョウゴが無いと作ったお茶を入れる際にこぼしやすい・・・さらに何が面倒って中を洗おうにも、柄付の棒状のスポンジを買わないと中が洗えない・・・ハッキリいって存在自体がガッカリなほど使いにくい容器だ・・・


 今日 再びそこに行ったら その容器はラスト1個になっていた・・・きっと俺と同じように蓋を開けずに購入して麦茶を作ろうとして愕然としてる人が3人はいるはずだ・・・しかもたいした金額じゃないからレシートも捨ててしまい、交換したくとも交換できない、そしてこの容器をナニに使うのがいちばんいいのか? 返品出来ずに考えているのだろう・・・ムフフ



 まぁ このような状況で果たして買う前に注ぎ口を確認するかどうかは 俺が死ぬまでにまとめようとしている、“ウンチをした後に、トイレットペーパーしか触ってないのに手を洗うべきか、洗わなくてもいいんじゃないか?!”という問題と“サブカルチャーにおける血液型がB型の人の占有率”と同等な研究課題として検証して行こうと思っている・・・


 さて そんなどうでもいい話は置いといて・・・

先週あたり 三谷幸喜と佐藤浩一がウザイ程TVにでて映画“マジック・アワー”の宣伝をしてましたけど・・・

なんかのインタビューで“本当にいい面白いものを宣伝してナニが悪い?! 日本はそういうのをヤラな過ぎ!”みたいな事を言ってたんだけど、同感!  悪い話題は一生懸命なクセにね・・・ちなみに この映画、難しく考えず、素直に笑えて楽しい気分にさせてくれるのでお薦め・・・
(是非 彼女や彼氏を誘って笑いを共有してもらいたい・・・
相手が居ない人は・・・誘う理由にこの映画をチョイスしてもいいでしょう・・・責任は持てませんけど!)



そんな すばらしい作品を声を大にして宣伝してナニが悪い!?って意味合いを込めて伝えたいのが・・・

“overground broadcasting ” 正直コレをスケートビデオとして捕らえるかどうか、意見は分かれるところだろう・・・そして コレを見たどちらかと言えば、スノーボーダーの方の感想が届いているので紹介したい・・・



以下コピペ

>FESNの最新作、じっくり観ました。
1度じゃ分からなかったので、先ほどまた観ました。

スゲー
スゲーよ
スゴスギルよ

まさかSK8のDVDで泣きそうなほど感動するとは思わなかった・・・

何が凄いか?
・しょっぱな、カメラをセットするだけなのに、まるでライフルをセットするデューク東郷のようにかっこいい。
・映像がかっこいい、追い撮りの視点が凄い。
・パートの繋ぎ方がうまいから、すんなり次のパートへ気持ちも移行できる。
・ナイスなタイミングで入れられているKEN GOTOパート、サイコーw
・俺的ベストパート、宮城豪のレパートリーとイマジネーションが凄い。
 来週、田町某所のスポットの前を通るから、チェックしてこようw
・最後の締め方がスンゲーかっこいい!!!
 中野LOVEが伝わってくる。

80分ぐらいあるのかな。
これ、ノンストップで観るのは結構しんどい。
正直疲れる。
そんぐらい濃い。
過去のFESN作品と比べても、断トツに濃い。

これ、店頭で観て満足するようじゃダメ。
自宅でじっくり観ないとダメ。
これだけの作品で豪華なケース付き4,410円は激安だと思う。

これ観ると、スノーボードとSK8って似てるようで違うモノだなーと思う。
遊び方が似てるようで違うなーと感覚的に思える。


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この感想をくれた彼はスケートはちょっとカジッた程度だし、スケートビデオをそれほど多くも見てはいない、どちらかと言えば、初心者目線のスノーボーダーの感想です・・・





ちなみに 俺はまだじっくり見てないです・・・なんせ上田組2より長い90分の超大作・・・

そして製作者はWEBで↓ようにコメントをしているので、お薦めの状況でじっくり見てみたいと思っている

以下コピペ





>今回の作品は1時間半の内容なんだ。
1時間半のスケートビデオって、普通のスケー ターからしたら「そんな長いの見たくねーよ」って思うかもね。
それでも今回1時間半 にしたっていうのは、俺のスケートビデオに対する挑戦だね。
今のスケートビデオっ て30分〜40分ってフォーマットができ上がっている。だけど俺が育ってきたオーディ オビジュアルってものに関すると、音で言えば1曲20分、30分は当たり前、それがクラ ブなら5時間6時間も当たり前の世界。映画だって2時間以上は当たり前だよ。俺が初めて観たスケートビデオだって1時間以上あった。だけど未だに楽しく見ることがあるよ。 何年も付き合える映像や音楽という意味では"当たり前の長さ"だって思ってた。スケー トの楽しさを理解してもらうような、一生見続けるようなビデオ、一生付き合って欲 しいというビデオにはある程度の尺が必要だと思ってる。そして出来れば俺のビデオ は1対1で見て欲しい。もちろん友達と大勢で見てもらっても構わない。けど、「ちょっ とこのDVD、家で誰も邪魔の居ない所でじっくり観たいな」ってさらに一歩先に深く踏 み込ませるきっかけになれば良いと思って作ってるから・・・

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ま とどのつまり・・・店頭でチラッと見たからいいや! ってシロモノでは無いことは確かです!!!



必見↓

http://www.fareastskatenetwork.com/japanese/media/index.html

June 03, 2008

たまには他もSHOPネタでも・・・SHREDDER 福島編





えー 前世はマグ・・・・い  いや  もとい・・・

“最後のサムライ” 油井正浩(FLOW)が現在ターゲットにしている福島県のプロSHOP シュレダーのランプジャムvol2のフライヤー&エントリー用紙が店に届いた・・・













ranpjamvol2







なんか この 17:30スタートっていう 夕方からってのが、ガツガツしてないユルイ感があっていいですねぇ



しかも この何気なく読めば別に何でもないのだが、ちょっと違和感を感じるこの最後の一言・・・

“2008年総合ポイントで1位の人に何かが当たる”・・・













“何かが当たる・・・?”






意図的なのか? そうでは無いのか? 

なんていうんでしょうかねぇ・・・普通なら 総合チャンプには豪華賞品が貰える! というような確定的な表現が当たり前だと思うんだが、そんなの完全にぶっちして、“何かが当たる”というこの ナニがもらえるのか解らない期待感MAXなこの表現・・・もしかしたらハズレもあるか?



ちょっと非凡なセンスを感じずにはいられないですねぇ・・・
(深読みし過ぎかもしれねーけど!w)






 
 ただ今 2008年ランキング第1位は阿相直樹(オザワ商店、カスタム、881hcp.Easymarks) 

まぁ まだ VOL1 が終わっただけで終盤には圏外かもしれないので1位のうちに喜んどけって感じwww 

(3位にはムラスポの石川 圭君 スミカワのチームバトルも優勝だったし スノボにスケートに大活躍!  この阿相との同級生のポイント争いも今後のみどころかも?・・・二人とも継続参戦するのかは謎だけどw)




前回のランプジャムは見てるだけでも凄く盛り上がって興奮するんだとか・・・

しばらくこういうのを見に行ってないから、見学に行くかな・・・



つか YOSHINORIあたり出るなら絶対見にいくんだがなぁ・・・ 

YOSHINORIあたり出るなら絶対見にいくんだがなぁ・・・ 
YOSHINORIあたり出るなら絶対見にいくんだがなぁ・・・ 




えー 皆様 お友達を誘って参戦するもよし、見学するもよし・・・

ドライブを兼ねて遊びにいくのもいいかもしれません!!!

前回の様子はココをクリック





詳しくはhttp://www.shredder4s.com/index2.html


エントリー用紙は店にあります