May 09, 2009

今期最後のBC・・・というか登山


月山ツアーの次の日に、のぶさんに“最後に蔵王すべりにいかないですか? 車2台で行って
途中の賽の河原に1台とめて、上から滑ってくる感じですけど・・・”と誘われ・・・

俺>ん? 1台止めてって言う事はハイクは殆ど無しっすか?! 

のぶ>“まぁ ただ滑ってくる感じですけど・・・”

今シーズン最後にクールダウンのつもりで、そんなお気軽な遊びなら行くしかないっしょ! って事で行ってきたわけです。


 俺の感覚からすると、月山のロープトウで上まで行って下の沢まで滑ってくるような感覚だったんで
バックパックに昼飯と飲み物くらいの超軽装で、ウェアーも上のジャケットも持たずウキウキ気分で挑んだわけです

でも 途中 このBlogにもリンクしているコーイチと合流し、コーイチとのぶさんのする会話に違和感を感じたわけです。

コーイチ>やっぱアイゼンとか必要かなぁ?

のぶ>いや シューがありゃ なんとかなるんじゃない?!



は? アイゼン? シュー?  

俺>え? そんなの必用なの? 持ってきてないけど・・・


コーイチ>オザワさんはバックカントリーを舐めてるんですか?
最後の登り返しは結構キツイ斜度を1時間半くらいハイクですよ!


げっ! 舐めてるもなにも 一時間半の登り返しって・・・聞いて無いんですけど・・・


のぶ>どおりで、車に積み込む際に荷物少ねーなーって思ったんですよねぇ・・・


え?! ナニ言っちゃってんの つか 思った時に言ってくれよ!w


クールダウンのつもりの気軽なモンだと思ってたんですが、蓋を開けてみればガチなバックカントリーだったわけです。

ワクワクした気分から一気にブルーな気分になったのは言うまでもありません・・・

まぁでもエコーラインの山頂まで行ってからそんな話をされても、じゃあ ここで待ってるわ!っていうわけにも行かず
つぼ足でも何とかなるべってことで、観光客で賑わうお釜をボード背負った場違いな格好の4人は遠くに見える
熊野岳の非難小屋を目指し、右手にお釜を眺めながら歩き出したのでした・・・・





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約40分で非難小屋に辿り着き、地図を頼りにそこから裏手の丸山沢を通り、かもしか温泉へ向かう・・・






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思ったより急な斜面で思わず“うぉ!”と声がでた・・・ここ もっと雪が良かったら最高でしょうねぇ・・・





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全員初のルートだったんで、おっかなビックリ目印になるような所やところどころあるクラックをチェックしながら
奥のムーミン谷のような所まで滑り降り、大きな岩の上で昼食・・・





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まぁ ココまでがワクワク気分で楽しかったわけですが、ココから先がネェ・・・


超ベリーハード過ぎた・・・


もうね ほんと リポビタンDのCMに出てくるような・・・そんな帰り道でマジ泣けた








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ここハイシーズンに行くツワモノが居るというから驚きだ・・・

簡単に死ねそうですw



まぁ なにはともあれ最後まで心も折れず(折れてもどうしようもないんだが)無事 予定通り賽の河原に着きましたとさ



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来年はもう少し雪のいい時期にチャレンジしたいコースでしたね・・・最後の登りが無ければ・・・



http://album.pentax.jp/135945919/albums/89005/