ゆく河の流れ・・・２

今期最後のＢＣ・・・というか登山

月山ツアーの時に、今シーズンバックカントリーに目覚めた“のぶさん”に“明日　最後に蔵王すべりに行かないすか？！
車２台で行って１台は賽の河原のところに車を止めて、あとは山頂からカモシカ温泉のルートを通って戻ってくるコースで”


俺＞“ん？　上まで車って言うことは　ハイク無しっすか？！”

のぶ＞“ま　ただ滑ってくるだけですけど・・・”


すげーお手頃そうな遊びの誘いに“行く行く！”と気楽に返事をして当日を迎えたわけです・・・
いや　ホンと気軽に考えてたんで、バックパックに昼飯と飲み物くらいの軽装でウェアーも上は持たず・・・殆ど手ぶら感覚

　途中　このｂｌｏｇにもリンクを貼ってあるコーイチと合流して、のぶさんとコーイチの会話に違和感を感じる

コーイチ＞やっぱ　アイゼンとか必用だったかなぁ？
のぶ＞シューで十分じゃね？

俺＞は？　アイゼン？　シュー？　　え？　ただ滑ってくるだけじゃねーの？！　何も持ってきて無いんですけど　俺



コーイチ＞ナニ言ってんですか　オザワさん　バックカントリーを舐めてるんですか？！
今回のコースは蔵王でもけっこうレベルの高い、奥ばったところで最後の登り返しは結構キツイ斜度を
１時間４０分くらいあるんですよ！


はぁ？！　　舐めてるもなにも　登り返しなんて　聞いてネーし・・・



　もうね　すっかり月山のロープトウで上まで行って、沢まで滑ってくる感覚で居たからね　　俺は

したら　あなた　蓋を開けてみれば普通のバックカントリーじゃない・・・それなりの装備は必用だったわけです。
たぶん　のぶさんはそんなの理解してると思ってたんでしょうが、全然見当違いに解釈してたからね　　俺は・・・


　
　ＡＭ９：００・・・観光客で賑わうお釜付近をスノボを担いだ場違いな格好で熊野岳の非難小屋を目指し歩き出す・・・









右手にお釜を眺めながら馬の背をテクテクテクテク・・・












約４０分程ハイクして非難小屋で一休み・・・







そこから裏手の斜面よりカモシカ温泉跡へ滑りだす・・・

















画像じゃ解り難いけど、思った以上に斜度が急で途中“うぉ！”と驚く・・・

ここ雪がもう少し良ければ最高でしょうねぇ・・・雪崩れそうで怖いけど・・・










んで　奥に見えるムーミン谷のようなカモシカ温泉跡まで滑り、大きな岩の上で昼飯・・・











まぁ　ココまではワクワクタイムだったんですけどねぇ・・・



ココから先は泣きそうになりましたね・・・道ねーし　　　もうホンと山岳部って感じ・・・





















今シーズンの最後のクールダウンのつもりで行ったんですがねぇ・・・

クールダウンどころか最もハードコアだったなぁ・・・まぁ　いい経験したわ