February 29, 2008

東日本縦断しかも車で往復の旅・・・八甲田 完結(簡潔)編

 


朝の4時から行方不明のtaka−cを拾い、青森を堪能した睡眠不足の俺は、ログハウスに戻りソファベットで即死

みんなは持ち込んだ酒で二次会を開催してたらしいが、そんな元気などあるわけもなく・・・

気がついた時にはソファベットで首をくの字に曲げて寝ていて、あまりの不自然さで 首がもげる程痛くて目が覚めた


部屋を見渡すとごろごろと屍が転がってるようにみんな寝ている・・・外の天気が気になるも、外を確認するまでの元気は無く、再び寝る・・・

再び起きた頃には時計が7時を回っていた・・・風と天気はどうなんだ? とドアを開け外を確認すると・・・

細かい粉雪がしんしんと降り積もり、風も穏やか・・・“うわ・・・ちょっと コレ やばいっしょ!”


周りの屍もゾンビのように目を覚まし、昨日の荒れ模様が嘘のように快復したことを確かめる・・・



 はやる気持ちを抑えながら急いで身支度して車に飛び乗り、今日は動いてくれよ!と願いつつロープウェー乗り場へと車を走らせる・・・すでに除雪がされた後だというのに道路は走りにくいほどの雪の量・・・さらに稼動しているロープウェーを確認してみんな一安心! 宮城のスキー場サイトを確認するも大荒れで何処もクローズ・・・つか 俺ら絶対ラッキー!!!


ホント 雪質は湿度の無いサラッサラで結晶が肉眼で確認できるほどのパウダー











 八甲田はロープウェーとしょぼいリフトが1機ある山でロープウェーは5回券で4900円・・・

なんだよ たった五回かよ! とその時は思ったが、そんなのは八甲田を舐めてるボンクラが吐く台詞だという事を後で身をもって体験する・・・

山頂までは20分おきに出ている120人乗りのロープウェーで約10分・・・














下界は穏やかだけどやはり山頂は風もあり、視界も25mくらい・・・山のコースはダイナミックコースとフォレストコースの二つ分かれていてどちらもポールを目印に安全に下山できる・・・

で うちらが初めにチョイスしたのはダイナミックコース!!!














滑り始めはウインドパックされた部分と吹き溜まったパウダーでちょいと滑りにくいが、すぐにアオモリトドマツの樹氷が生い茂るツリーランが始まる・・・

そこは刈田岳の山頂より広大に広がり楽しいのだが、地形がさっぱり把握出来てないため、調子をこくとボコボコと罠のように点在するツリーホールに落っこちるw




















調子をこくと・・・落っこちるw


















そのツリーホールのデンジャラスゾーンを過ぎ、ポールから少しずれて滑るとそこはもうフカフカのパウダーが待つ極上のツリーラン・・・つーか いつまでたっても整地された場所には出てこなく・・・約5kmほど、ずーーーーーーーっと不整地・・・









ええ 正直・・・舐めてました・・・


1本目の下に辿り着いた時点で足パンパン・・・雪質はパウダーだけど風紋やウインドリップ、ツリーホールの罠、5kmの距離・・・夏油の裏をチョロチョロ滑れるようになったくらいじゃここを思い切り楽しむ余裕はその時の俺には無く、脳裏には今回不参加で学生時代に八甲田で滑ってたマサキックスの“八甲田を舐めんなよ!”という書き込みが前頭葉に繰り返し浮かんでくる・・・



“八甲田を舐めんなよ!”・・・“八甲田を舐めんなよ!”・・・“八甲田を舐めんなよ!”




 頭の中の“たった5本”という認識は“5本も滑れる・・・”

というか・・・俺は五本も滑れるのか?に修正が必要だった 




 ロープウェーの待ち時間や移動時間、この日の視界での滑走時間を踏まえると1本だいたい50分くらいの時間が過ぎる



ちなみに2本滑った後の俺はこんな↓感じで・・・魂がどっか逝ってますwww



















結局ロープウェーで5本滑り、途中プチ遭難にあいーの、わらいーの  満腹状態で八甲田を滑りを終えた・・・


 

 昼食後は視界も良好で、あとから知ったが、この日(24日)の回復は八甲田のガイドの人も奇跡的!というくらい 実にラッキーなツアーだったのです・・・
http://www10.plala.or.jp/hamabe/newnikki.html




正直 俺の場合は初日は滑れなくてラッキーだった・・・こんな満腹になるスノーボードを二日続けてたら・・・楽しい気持ちは起きなかったと思うし、死んでただろうw・・・



でも 来年は2泊3日でまたココに来たいです・・・初日は軽く、二日目はガイドをつけて、三日目は自由に・・・















しかしまぁ 今回の八甲田トリップ・・・紹介してないハプニングも沢山ありましたが、最高のトリップでした

圧倒的な超アウェイ感も実に新鮮で、食、温泉、景色、雪質、メンツ、ハプニング・・・


全てがうまく調和して参加したみんなが最高の思い出を怪我無く持ち帰ってこれたし、新たに八甲田に魅了された、ゲレンデのイルカ達も生まれたので、たぶん毎年の恒例の行事になるだろう

ながながと書き綴った今回の旅ですが、ぜひ一度は行って見る価値のある山でした・・・

気をつけなければならないのは、スキー場じゃないので、全て自己責任・・・それなりの装備と準備がないと・・・



普通に死ねますw



いろいろ調べてみるとすごーく奥が深く興味深いところです・・・


今回絡んでくれた“夏油エロッカーズ”の方々に感謝!!!


興味のある方は↓をどうぞ!
http://park10.wakwak.com/~byo/MountainSki/hakkoda/



February 28, 2008

東日本縦断しかも車で往復の旅・・・八甲田 初日後半編

 実際問題、こんな超大作な旅日記なんか書いてる場合じゃないんだよ! 俺はw

でも書いちまったから最後まで書くしかねーよな・・・





えー このBlog読んだ方・・・来期は一人一品購入お願いします!w


 

 さて 初日の滑りの? というか喋りの疲れを取るために我等が向かったのは八甲田の秘湯“酸ヶ湯”だ

http://www1.odn.ne.jp/~sukayu/
















建物から伺えるよう歴史ある硫黄の香りが心地いい湯治場で乳白色で酸性の湯は万病に効果があるという・・・

しかも“ヒバ千人風呂”は大迫力の大浴場! 生きてるうちに一度は訪れる価値ある温泉だ・・・しかも混浴だしw




いやーでも ここに来て  ようやくね  旅の醍醐味が味わえたというか・・・


目の前にはピチピチの女性が湯船に浸かっているし、横を向けばオッパイをぷるぷるん揺らしながら美女がタオルで前を隠しつつ恥ずかしげに歩いていたりと・・・


混浴って言うのは 男としてココに来てよかったぁ〜〜〜という体験が出来るんじゃないか? 




っていう妄想を味わうことが出来るw





まぁ 世の中そんな勝手な妄想のような出来事はあるわけもなく・・・



けど実際に女性はいました・・・3人も





でも ちょーっと ダシでてんじゃないの?って感じの肩から干し大根をぶら下げてるようなバァちゃんがw



 酸ヶ湯でじっくり温まった後は、今夜泊まるログハウス・・・
なんと1棟1万なので4人で泊まると一人2500円

しかも床暖完備で炊飯器や電気コンロも標準装備なもんだから、持ち込めばホンと格安で泊まれるわけ・・・


















まぁ でも僕らはYoshida君がナイスなお食事処“七兵衛や”を事前にリサーチして青森の食と酒を堪能した

つか一人3000円のコースではありえないほどのご馳走が・・・上品なお通しから始まり、本当に新鮮じゃないと食べられない、タラの刺身と甘いブリの刺身・・・
(タラの刺身は 初めて食べたけどぷるん!と弾力がありマジウマス!この辺じゃ青森じゃないと食えないとか)

その後ホンシシャモ(ホンモノ)や肉厚のホタテやサザエや前沢牛の焼き物やら、白魚の踊り食い、ハモのから揚げ、毛蟹、鍋、ヤリイカの生き造り・・・


















































しかーしまぁ 本当に新鮮なイカって透明なんですね・・・白くないんです














青森に行った方はここの“七兵衛や”かなりいいです・・・



たらふく食って、飲んで、代行つかって一人6000円くらい?だったろうか・・・


いやーほんと あまり情報が届かないけど食材うまさは最高です!









http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000100698.html



ちなみに店を出ると外は横殴りの雪でした・・・

あー 明日 僕らは滑れるのか? と思いながら青森の夜は更けていったのだった・・・

February 27, 2008

東日本縦断しかも車で往復の旅・・・八甲田 初日前半編

 今回 八甲田に行くにあたり、数人から“遠すぎる・・・”という声が聞こえた・・・
ま 確かに宮城から片道400km離れた場所にスノボしに行くにはけして近いとは言えないが、人間 未体験の領域ならばストレスを感じるだろうが、過去に経験した範囲内であるならば、それほどストレスも感じないし、なにより そこに行かなければ味わう事が出来ないので事があるならば、一度は体験する価値があるんじゃないだろうか・・・自分の場合は、距離的に山梨の御坂より近いし、時間的に考えても宮城から南郷スキー場に行く時間とさほど変わりはない・・・
そして、スノーボードしに行くという行動に“知らない土地に旅に行く”という要素を加える事により、プライスレスな思い出と経験を得ることができるのだ・・・


 

さて 宮城からの出発が1時間ほど遅れた仙台組みなんですが、実は待ち合わせ場所を一関で5時、北上に6時という二段階の待ち合わせを用意していた為に結果 15分の遅刻ですんだ・・・これも過去に御坂に通った際にKING加藤から140km以下では走っちゃいけないという道路交通法を完全に無視した指導により実現する事が出来たが、良い子は真似しない方がいいだろうw

 
北上インターで“夏油エロッカーズ”のメンバー10人と合流し 一行は更に北を目指した・・・天気も良好で、予定では10時到着予定だったが、9時ちょい過ぎには八甲田のロープウェー乗り場についていた・・・




何気に天気はよいように見える




しかしながら、視界も良好で、極上のパウダーが目の前にあるのに、車の外にでると厄介な南風・・・案の定 山頂は大荒れでロープウェーは運休・・・

なんか 今日はヤッちゃいますよ!的に夜景の綺麗なホテルを予約し、さぁヤルか! って時に“ごめん 生理きた”  的に お預け状態の我々・・・

携帯の予報をチェックするも風が止む気配はない・・・まぁ 待っててもしょうがねーし、風にには強いという情報の鯵ヶ沢スキー場に移動することに決定!!! ちなみにこの時点ではみんな滑る気満々!!!




しかーし 青森という豪雪地帯はかなり厄介な土地で、ナビをセットしても、途中 雪の為に通行止め!という難題に立ち向かわなければならなくて、何度も迂回・・・つかナビが示す距離も13kmになったかと思えば、25kmになったりと、いっこうに辿り着きそうも気配も無い・・・俺らは行けるのか? と車を走らせる・・・外の温度計は気温8度を表示・・・なんだよ・・・あったけーじゃないか・・・そして外は大雨・・・そう 雨なのだ


 
 ようやく鯵ヶ沢にたどり着いた時には・・八甲田から余裕で二時間くらい過ぎていて俺は4時に動き出してたからすでに車で7時間・・・なんだか着いた時には幻のスキー場に辿り着いたような気持ちになっちゃってねw

でも悲しいかなゲレンデはミゾレに風強し・・・




ええ もちろんココもゴンドラ停止でございます・・・




もうなんかね  初日は“滑らない話”でいんじゃね?ってことで初日のリフト代分のグルメツアーに変更しよーぜ! って事になり、ナビの行き先を海鮮市場セットする



もうこうなると、スノボなんてどーでもよく、日本海と太平洋が交じる貴重な土地 青森を楽しむ会に変更なのだ

もちろん そんな話に異議を唱える者など居るわけも無く、ノリは行き当たりばったりの20代!w





 日本海を眺めながら途中の“海の駅”でランチタイムとお土産購入・・・




このちゃんぽん! 超いろんな具財の出汁が効いててマジうまし!










つか すっかり観光気分のみんなw 

しかも気仙沼でもこんな金額じゃ買えねー と ヤリイカを箱で買ったり、どでかいタラ(80cmクラス)やアンコウを土産で買って送ったりと・・・さすが大人の観光ですw

んで その後満腹になった観光旅行の一行は、よせばいいのに諦めが悪く再び八甲田を目指すのだった・・・




 

 いやーなにも再び戻んなくてもよくね? と思いつつも、やっぱすべりにわざわざ来たもんだから・・・と八甲田に戻ったのは午後の3時・・・相変わらずロープウェーは運休だが、一本のリフトは稼働中・・・しかも3回券が売ってることを知ると・・・

“よーし みんな着替えて3回券で滑るべ!!!” と どーしても滑りたい“空腹太郎”・・・

みんなで速攻で着替え、俺なんかはすっかり気合が入らず、ジーパンの上からウェアーを着込み超適当スタイル!



で リフト券売り場まで歩いて行くと、まだ三時ちょい過ぎというのにリフトも終了・・・


つか どんだけタイミングわりーんだよ! 俺らw


中には先走って着替える前にリフト3回券を購入した人も数人居て・・・・・ハッキリ言って バカであるwww



でもここまで準備して滑らないと悔しいから ゲレンデを2回ハイクしてフリーランをしてみる・・・・・・

ええ もちろん 超あっと言う間だw



もうなんか ここまで歯車が噛み合わず、タイミングが悪いと、笑うしかなく・・・



結局この後 2本のハイクの疲れを取るため“酸ヶ湯”という温泉に行くことになるのだった・・・


ぶっちゃけ、昼飯を食った後は直で酸ヶ湯が正解だったかもしれない・・・

ま そんな事をハッキリ言う奴はいませんでしたが・・・w





取り敢えず我等の八甲田初日の滑走は2本のみ!!! 



しかもハイクで!w   



初日後半に続く・・・

東日本縦断しかも車で往復の旅・・・八甲田 出発編

 
 2月の週末は来シーズン新たにお客さんに提案して行こうと思うスノボの遊び方の引き出しを増やす為のツアー三昧!

つか“こんなスノーボードの楽しみ方もあるんですよ!”っていう提案をしていかなければ、うちみたいな店の存在価値なんて無いだろ? Mスポやゼビオで十分いい物そろうワケだし・・・


つーことで、25日オーダー締め切りの大口先物取引先の事をアタマの隅に追いやって、行ってきました青森県の八甲田

1月のアタマあたりだったか・・・夏油に潜む“ゲレンデのイルカ軍団”の一人・・・空腹太郎氏からプライベートで“八甲田イカネすか?”という誘いがあった。 もちろん断る理由なんかあるわけ無いし、今シーズンは例年以上に滑ってる自分がいるから、俺の中では今期一番のメインイベントだった・・・
 
 何気に青森のスノーシーンの情報等は一切入ってこないし、青森県に行くことじたい今回で3回目・・・毎年夏にはカミサンの実家がある北海道に行ってる俺にとって青森県という土地は北海道より遠い場所なのだ・・・しかも滑る山は夏油ローカルが非常に絶賛し、故クレイグ・ケリーが愛したという八甲田山・・・

どんな楽しいスノーボードがそこにあるのか、行く前から期待で股間も膨らんだ!w

 
 今回のツアーの天候の予想は大荒れ・・・事前に行くか行かないか相談されたが、宿泊先も取ってるし、行って荒れてても、何かして遊べばいいだろう!ってことでAM5:00に一関インターで待ち合わせる・・・

逆算して、仙台出発は4:00で・・・仕事を終わらせたのがAM2:00・・・


一時間半しか寝れねージャン!と思いながら布団に入り、瞬きしたら3:40分・・・





今 俺は寝たのか?!  






あまりにもあっという間に時間が過ぎた事に驚きながら、仙台から参加のtaka−cを拾いに彼のアパートへ向かうがここでイキナリのハプニング・・・





 予兆はあった・・・前日に“今日は飲み会がありまして・・・迎えに来て頂けないでしょうか?!” と 連絡があり なんとなく嫌な予感はしてた・・・なぜならガチンコ釣りクラブでも 早朝 彼を迎えにいった“でびん”君が“電話にでねぇ〜”と約束をブッチさせられること数回・・・そう 彼もまた 俺の知り合いに数人居る“酒に飲まれて記憶喪失タイプ”の人間だったのだ


とまぁ ここまで説明すれば“あー寝坊したんだ!”と察しはつくと思うんだが・・・ちょっと今回は俺も想定外!



 約束の時間の4時に携帯に電話すると“コポコポコポコポ・・・”とビールを注ぐ着信音・・・

“つか こんな優しい音で起きのかよ?!”と思いながらも案の定 留守電のメッセージが流れ出す・・・マジか!


すかさず もう一度鳴らしてみても同じ状態・・・ま アパートでピンポン鳴らせばなんとかなるべ! 

彼も独身じゃねーし! と寝坊も想定内だった俺は、申し訳ないという気持ちで朝の4時に彼のカミサンの携帯をならす

わずか2コールで速攻電話に出てくれたので、“さすがトシちゃん!よく出来た嫁だ!”と思いながらも彼女の口から衝撃の言葉を聞くことになる・・・









“ご・・・ごめんオザワさん!  たかし 昨日から帰ってないの!!!”



“ご・・・ごめんオザワさん!  たかし 昨日から帰ってないの・・・”



“ご・・・ごめんオザワさん!  たかし 昨日から帰ってないの・・・”
 




コンマ2秒程、金縛りにあう・・・



もうね なんていうか・・・アフォかと・・・

だって あなた 1ヶ月も前からの約束で、昨日も朝の4時に迎えに行くという確認を取り、 朝の4時に家に居ないって何なのか!と・・・

その後も携帯を鳴らし続けるが出る気配も無く、しょうがねーから置いていくか!ってことで一関を目指すことにした


 高速に乗る途中のスタンドでガスを車に入れてると携帯電話に着信が・・・相手は行方不明のtaka−cで“すんません!おざーさん・・・店で寝てました!!! 直で向かいます!”とかなりあわて気味・・・つか 今更急いでもどうしようもないから、迎えに行くわ!って事で、彼を迎えに行き高速に乗ったんですけど、一関に5時集合のはずだったが、宮城を出たのが5時だった・・・


まぁ こうして今回の八甲田は初っ端から1時間遅刻という大人としてどうなんだ?! 

ちゅうハプニングで始まったのでした・・・

 

February 26, 2008

東日本縦断往復の旅・・・展示会編

ぶはっ! 17日の天元台から始まった超ハードな1週間・・・

18日は仕事して19日の火曜日は平日夏油ツアー・・・20日21日は横浜での展示会・・・

新幹線で行きゃいいものを何故か血迷い 車で往復840km・・・金曜日はカタログを整理して・・・

土日は青森八甲田・・・



なんつーか 東日本を車で縦断・・・しかも往復・・・約1600kmの車での旅・・・ 

ま 八甲田は途中から乗せられて行ったからまだいいが、売れない芸人の営業活動ばりの車での移動は、いくら俺が永遠の34歳と言ってもけっこうハードなスケジュールだった・・・


順をおって話をすると、横浜での展示会は来期スノーボードの展示会で、そこでカタログやら実物をみて3月10日頃までに秋に入荷する分の発注をかけるワケだ・・・

こんなご時世なもんだから、メーカーも余分な在庫はあまり持たず、3月に小売店からの注文を受けて、秋に納品という仕組みで、この時期に発注しておかなければ入荷はしなく
発注した物に関しては、8ヶ月後に灼熱の冬が来てさっぱり売れそうも無いから、やっぱりイラネ! ってのは通用しないわけで・・・売れるであろう見込みで発注しなければならないから先物取引の要素を持ち・・ギャンブ性も兼ね備えているスリリングな世界なのだ・・・

で 毎年ね  なんか面白いブランドは無いかな?とか 既存のブランドの来期のモデルはどんなんだ? 

と 少なからずワクワクした気持ちを持ちつつ見に行くんだけど・・・今年はなんか・・・


“よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて久しく留まりたるためし無し・・・”(方丈記)


そう いままでうちでチカラを注いでたブランドが3つも無くなっていた・・・
ただでさえ少ないのにこれ以上減ってもこまるっつーの!!!



まぁ いままでもそんな事は普通の出来事なのでそれほど落胆する事でもないんだが、その分 ナニカ無いかと歩き回るも、グラフィックが違うだけの後付コンセプトの新興ブランドは数社あったが、なにか心に響いてくるような違いは感じられず・・・

頭に浮かんだ文章は・・・

“なにもその分 増やさなくてもいんじゃね?! 今取引ある所をもっと伝えたらいいじゃん” という答えに辿り着く


 この日の横浜は雲ひとつない晴天で、夏油でのパウダー三昧が昨日の事とは思えないほどの小春日和・・・

なんで?いま必死にならなければならないんだ? という違和感を感じながら二日目目に突入するもワクワク感はさっぱり沸かず、疲れた顔して歩き回る俺に一本の電話が入る・・・

“じゃ いまからそこに行きますよ!” と電話が切れ、数分後俺の目の前に現れた見た目 超イカちぃ二人組!!!













null








極道神風蹴の総帥G-fu&若頭のSATORU・・・


2年くらい前に会った頃より893%ビルドアップされた総帥の身体つきと“おざーさん! 来たよ “北斗の拳”の時代が! 後で俺らのブース来てよ!  マジ こんな業界より クワガタSHOPやった方がぜってーいいって! スノボ業界なんて腐ってっから!!!” という勢いのある自信に満ちた言葉にたじろぐ俺w


つか この腕をみりゃ リアルにそこいらのボンクラ小僧なんか2秒で瞬殺しそうな勢いとラオウのような圧倒的な存在感
(今、話題の加圧トレーニングをしてるらしいが・・・多分 総合格闘技デビューも近いに違い無いw ちなみに俺が感じる総帥の凄さは 客だろうがなんだろうが、なんびとにも媚を売らない経験に裏打ちされた強さと自信)



その後、来期も勢いが止まりそうも無いS-WEARのBOSS島田 聡と総帥の2ショットを見届け

















SBJの隣でやってるサーフ、スケート、スノーといった横乗り全般が揃ったインタースタイルに足を向ける・・・








何気に今回はSBJの他、レンズ、インタースタイル、近隣のホテルで開催された某メーカーの個展と大きく4箇所の会場を回ったんだが、一番興奮したのはインタースタイルで展示されてた↓コノブース・・・
























さっき総帥が“俺らいるからRIDER'S CAFEのブースに来てよ!” って言ってたのはこの事だったのか と・・・


しかしまぁ  コレ・・・マジで“北斗の拳”・・・しかも極神仕様だし・・・

詳しい事は“総帥の雄叫び”でも紹介されてるからそっちでチェックしてもらうとして・・・



これで普通に公道を走れるつーから驚きだ・・・しかもノーヘルで二人乗りときたもんだ・・・

スタッドレスタイヤも装着可能だし、チェーンも装着可能とか・・・キャリアにボードを積んじゃえば雪山でも、海でもOKという優れもの・・・















すげぇ たけーんだろうな?! と思いきやベースでなんと約40万・・・














他にもワクワクするような大人のおもちゃがゴロゴロしてて、目を輝かせながら眺めていると後方から


“くわがた元気すか?!”と 別な極道から声を掛けられる・・・


















今回の展示会・・・心を惹かれる新しいブランドは見つけられなかっったんだが、今まで取引してきた一国一城の主たちの元気な姿を見ることができて、“自分も頑張らねーと!”とエネルギーを貰らう事ができた!

ま 取り急ぎ既存のブランドのカタログは持って帰ってきたんで時間のある方は寄ってみて!

来期のM6やMONIX・・・AIRBLASTERにNPA・・・序々に紹介していきますがかなり良い!

取り急ぎ来期のAIRBLASTERはUPしたんで興味のある方はチェックよろしく!!!
(相変わらずこのブランド!一歩先行き 独自の道をすすんでまつ!)
http://www.tatsujin7.com/Cgi-bin/store/airblaster1.html