January 02, 2008

気が向いたので上田組2完結を簡潔に・・・vol1

 カスタムトラックの社長である平沼さんがTVに出ててスラロームの世界記録を樹立してましたねぇ・・・

39歳で世界記録ってマジすげぇ・・・しかも あの 狂いの無いスラローム・・・ネ申技でした 


ということで、初売りのお陰で一気に正月モードもぶっ飛び・・・現実に引き戻された私です・・・

5日まで初売り期間実施中なのでよろしくでつ!!!




さてと・・・











以下コピペ

>2005年リリース上田組から2年半の時を経て、完成した『上田組2完結』前作を凌ぐボリュームと内容はまさに必見。

>80分からなる本編には、日本全国の熱き漢達が持てる技すべてを駆使し、沢山のスポットと向かい合う姿は日本スケートシーンの明るい未来を予感させる。

>パートライダーには前作に続き日本を代表する2人のトップスケーター立本和樹と才哲治。
>ネクストレベルにある彼らの滑りは驚愕する事必死。

>東北代表、秋田を背負って立つハンマートリッカー、佐々木和昭の攻めに攻め続ける姿勢は感動に値する。
>そしてTWSJ2007ルーキーオブザイヤーに輝いた日系ブラジリアン、小川アンドレの完成されたスタイル。
>シーンへの復帰を完全に遂げた久保田敏弘が放つヒールトリックのオンパレード。
>東北パートはさらなる高みへ進み、これからの活躍が約束される5人のライダー達をフューチャーしたドラフトピックスなど日本を支えるスケーター達が集った『上田組2完結』3年B組より鳥肌が立つ事間違いなし。

>自国の熱き思いを見て下さい!完結です!!!行くぜ〜“チェックしとけ!!!”






つーことで12月20日リリースされた“上田組2完結”・・・

奇しくもこの日は、この上田組2の製作に大きく関わった 仙台在住プロースケーターで
東北スケートボード協会会長 荻堂 盛貴がこのDVDの撮影中に起こした足の大怪我&手術&13ヶ月にも及ぶリハビリを経て医者から“スケートボードに乗って良いよ”と許可が出た記念すべき日と重なった・・・

彼にとってスケートボードというのは単なる遊び道具の乗り物では無く、人間が生活するのに必要な身体の一部なんだというのが、彼のBlogから伺う事が出来る・・・
http://ogipenny3.exblog.jp/7100282/


そしてこの漢が居なければこの超大作がこの世に存在していないと言うのをまずみなさんに知っておいてもらいたい

と 同時に俺というフィルターを通した“上田組2完結”を簡潔に?紹介しよう・・・



つか もっとも簡潔に紹介するならば“まぁ 見ろよ!”というのがもっともな紹介なんだが、この作品からは実に様々なメッセージが見えてくる・・・本当にウザイほど濃い・・・



 まずリリース時期についてだが、普通 賢いやりかたなら、このてのDVDをリリースならば、シーズン前やシーズン中だろう・・・

スケートにOFFシーズンは無いと言っても、春先や秋に出すならいざ知らず、なにも このクソ寒い12月の下旬に出すのは賢い出し方とは言えない・・・

でも そんな事を考えもしないほど組長はバカじゃない・・・
時期的には秋に出そうと思っていてもどうしても妥協できないコダワリがそこに込められて出せなかったと取る方が妥当だろう・・・

更に製作期間は2年半・・・頭の中に描いたこの作品のイメージを完成させるにはその位の長い期間が必要だったのだろうし、その期間に撮り貯めした映像の量は本編の時間が85分とすると、恐ろしい映像の量だったに違いない・・・
それを全て使えるか使えないかチェックするという気の遠くなる作業を経て、生き残った映像がこの作品に使われているのだ・・・

そして2940円というこの価格・・・

製作期間、手間、を考えたら実にワリに合わない金額じゃないだろうか?


仕事上多くの作品を見てるが、買ってまでは見たいと思えないスノボのハウツーや どう良く見てもオナニーだろ? という作品がスノボとスケボーの市場の大きさに違いはあるだろうが平気で4000円程度のプライスで流通してる事を考えると、中学生がお小遣いを貯めて買えるこの価格からは、コレで儲けようと言う気持ちは見えてこない・・・ただ、多くの人に今の日本のスケートシーンを・・・これからのシーンを担う奴らを知ってもらいたいという気持ちの方が強いだろう・・・
本当なら3990〜4200の価格がついてもおかしくはない・・・



 実際この作品をスケートのDVDと取るのはどうなんだろう・・・

個人的な意見を言えば“ナレーションの入らないドキュメンタリームービー”とでもいう感じだろうか・・・
見れば見るほど奥が深く一度見ただけでは“ダヴィンチ・コード”や“SAW4”を事前に予習をしないで見るのと同じような感じかもしれない・・・


正直多くの映像をカットしたのだろうが85分は長い・・・

これも 普通なら30分から40分が集中して見れる時間帯で、それ以上だと飽きる場合が多い・・・
そういうところも製作者側は理解したうえでの85分・・・

ダラダラと流れるのでは無く鳥肌モノの映像と作品のテンポは・・・




マジでエレー疲れますw  




 面白いと言われる作品というのは何度見ても飽きない・・・

そういう基準で考えるとこの作品は十分(充分)そのハードルはクリアーしている。使われてる曲も13mindのサイトで紹介されているが、ほんと多くの人が関わって出来上がっている・・・
http://www.13mind.com/news/news_2007_2.html#1226_1


んで 気になる内容ですが・・・




次回に続く・・・